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佐久間は新緑ですよ

５月８日の日本経済新聞に「市場化テスト複数年契約」が１面に出ていました。

ところで「市場化テスト」ってなんでしょう。調べたところ、「官の仕事に競争原理を働かせることで、行政サービスの質とコストを適正化しようとすること」だそうです。
ポイントはすべて民間に任せるのではなく、官の参入もかのうとすることです。

行政サービスの中で、官でしかできないものは、軍事と警察、裁判など一部です。それ以外のほとんどは民間へ委託が可能です。

浜松市では、指定管理者制度といって、市の施設の管理運営を民間に任せる制度がスタートしています。浜松城公園や茶室、プールなどはすでに民間が運営しています。

指定管理者とどこが違うのか？
指定管理者は、委託企業をすべて民間から選ぶのに対し、市場化テストは民と官から選ぶということです。
でも、実際は指定管理者でも、行政機関の外郭団体が受託しているケースもあります。

今回、日経新聞の記事では、単年度契約ではなく「複数年契約」にできることで、民が参入しやすいように変更しようとするもの。
指定管理者でも、通常３年～５年の契約です。
単年度では、当然新規参入使用とする会社はないですよね。

すでに、指定管理者制度があるにもかかわらず、そんなことで話題になるのもおかしな話です。

でも、どんどん民間へシフトすることはすばらしいことです。

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