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企業戦略を探る (アサヒとキリンの共同配送)
日経新聞によると、
「アサヒビールとキリンビールが共同配送を今秋から導入を行う」
といいます。
なんで、競合相手と組むのか?アサヒとキリンはシェア争いのデットヒートをしているのに?
と考えてしまいす。
理由としては、「輸送コストの削減」にあるようです。
ビール業界では、国内市場が縮小するなか、デフレ経済の状況もあって、
コストは上がるが価格は上がらない、
また、工場の稼働率も落ちるなど問題を抱えています。
アサヒビールは、西宮工場(西宮市)でのビール類の生産を2011年8月末で終了し、吹田工場(大阪府吹田市)に生産機能を集約すると発表し、その後震災の影響から1年延期にしたことは記憶に新しいです。
これも、稼働率の低く老朽化した工場を閉鎖して、最新鋭の工場(吹田工場)へ集約することでコスト削減を行うというものです。
工場閉鎖にともなう特別損失は45億円程度でるものの、工場統合のメリットが大きいということでしょうか。
このような状況から、輸送コストは製品価格に占める割合が大きく、
1社で引き下げるより、競合先であっても協力することで、
トラックに両社の製品を混載することで積載率を高め、
1製品あたりの輸送コストを下げる。
また、両社が持っている物流拠点を相互に利用することで、
輸送距離の短縮を図ることが可能です。
例えば1社10カ所の拠点があって、共同配送ができれば両社とも
20拠点に広がるということで、配送の利便性は両社が2倍になります。
アサヒ・キリン以外にも、
○味の素とニチレイが共同配送を実施
○キリンとサッポロが北海道で共同配送を実施
○資生堂とカネボウが北海道など一部地域で共同配送を実施
などの事例があるようです。
◆結論
競争しながら共同することは正しい!
「アサヒビールとキリンビールが共同配送を今秋から導入を行う」
といいます。
なんで、競合相手と組むのか?アサヒとキリンはシェア争いのデットヒートをしているのに?
と考えてしまいす。
理由としては、「輸送コストの削減」にあるようです。
ビール業界では、国内市場が縮小するなか、デフレ経済の状況もあって、
コストは上がるが価格は上がらない、
また、工場の稼働率も落ちるなど問題を抱えています。
アサヒビールは、西宮工場(西宮市)でのビール類の生産を2011年8月末で終了し、吹田工場(大阪府吹田市)に生産機能を集約すると発表し、その後震災の影響から1年延期にしたことは記憶に新しいです。
これも、稼働率の低く老朽化した工場を閉鎖して、最新鋭の工場(吹田工場)へ集約することでコスト削減を行うというものです。
工場閉鎖にともなう特別損失は45億円程度でるものの、工場統合のメリットが大きいということでしょうか。
このような状況から、輸送コストは製品価格に占める割合が大きく、
1社で引き下げるより、競合先であっても協力することで、
トラックに両社の製品を混載することで積載率を高め、
1製品あたりの輸送コストを下げる。
また、両社が持っている物流拠点を相互に利用することで、
輸送距離の短縮を図ることが可能です。
例えば1社10カ所の拠点があって、共同配送ができれば両社とも
20拠点に広がるということで、配送の利便性は両社が2倍になります。
アサヒ・キリン以外にも、
○味の素とニチレイが共同配送を実施
○キリンとサッポロが北海道で共同配送を実施
○資生堂とカネボウが北海道など一部地域で共同配送を実施
などの事例があるようです。
◆結論
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